製品・サービス

SERVICE
超二軸制御で
スピーディーな
粉砕・攪拌・混合を実現
TDMM-Xは、水平・垂直の二軸を独立に制御することによって、容器を高速で三次元回転して対象物を均一に粉砕・攪拌・混合するボールミルです。
内部のボール間の入れ替えが進むことにより、対象物に効率的にせん断力・摩擦力が伝わり、通常のボールミルよりも短時間での粉砕・攪拌・混合を実現します。

回転数、回転軸をタッチパネルで設定、複雑な動きも自在に制御。


内部の温度上昇が少ないため、有機物などの熱の影響を抑えたい試料の粉砕などに効果的です。
また、ステッピングモーターとマグネットギアの採用により、デジタル制御による安定で再現性の高い制御が可能です。
研究開発を始め、少量多品種の材料製造にも威力を発揮します。

4つの特徴


高速三次元回転による圧倒的な短時間処理
従来のボールミルの数倍の効率で、粉砕・攪拌・混合を実現。三次元運動により容器内のボールはカスケーディング運動が支配的になり、容器内部に強い摩擦力を発生させ、対象物に高いエネルギーを効率的に与えます。
乾式・湿式に対応した高気密容器を採用
気密性の高い乾式・湿式両用の容器形状で、有機物と無機物の双方に対応します。乾式では三次元運動によりミル内温度の発熱が抑制され、食品や薬剤などの対象物の熱変化を低減。一方、湿式では積層物の剥離粉砕も可能とします。
シンプルな容器機構とタッチパネルの
直観操作
容器は二本のボルトによる簡単な固定方式で、容易に脱着ができるため、高い作業効率を実現しています。操作設定は、タッチパネルとマウスやキーボード入力にも対応。目的に合わせてその場で変更できます。
回転ムラが少ない安定的な運転再現性
ステッピングモーターとマグネットギアによる非接触の動力伝達、さらにはデジタル制御により、回転ムラの少ない安定した運転を実現。複雑な回転数切り替えを必要とする粉砕・攪拌・混合など様々な用途に適しています。

導入分野のイメージ


様々な試料を安定的に粉砕するTDMM-Xは、研究開発での実験や、少量の特殊な素材の生産など、
ものづくりの現場をサポートします。
素材分野|
研究機関
シングルピークの粒度分布を必要とする粉砕や、角ばった粒子形状を望まない粉砕などに対応できます。粉砕と混合や、混合と造粒を同時に行うことができるため、作業効率を高めることができます。
医薬・化成分野|
研究機関
タルク、カオリンなどの積層材料の剥離粉砕も可能です。メカノケミカル的な反応や、各種化学的反応への応用も可能です。
化粧品・食品分野|
メーカー
有機物等の熱に弱い素材の粉砕に威力を発揮します。また、混ざりにくい材料の混合、メレンゲのように均一に空気を膨らませながら混合・攪拌が可能です。
化粧品・食品分野|
メーカー
誘電材料などの均一粒子を必要とする粉砕装置や、積層品のグリーンシートに使われる均一粒子の粉砕・造粒装置として使用可能です。また、複数の溶液の混合工程にも応用できます。

二軸独立回転による
媒体・試料の三次元運動

容器が三次元運動することで、粉砕用のボールの動きは「ボール間の入れ替え(カスケーディング)運動」が支配的になります。結果として、衝突運動は少なくなり、せん断力・摩擦力が支配的になるため、劈開破壊・表面粉砕が進行しやすくなり、ミル内の発熱も抑制されます。

目的に合わせた容器

容器は球形、楕円形の二種を用意。二軸を独自に回転制御することにより最適な粉砕・攪拌・混合条件を実現しています。
本体
寸法 横910mm × 高さ450mm × 奥行450mm
重量 150kg
X軸
(上下方向)
回転数:0〜400rpm
Z軸
(左右方向)
回転数:-400〜400rpm
運転制御 PCによるプログラム制御方式(マニュアル運転あり)
※可逆運転可能
電源 AC100V 300Wステッピングモーター2台
最大消費電力 300W
容器
球体容器、楕円形容器
※容器はステンレス製ですが、オプションでセラミック製対応可能です。
種類 球体容器
(標準)
楕円形容器
(オプション)
容器サイズ
(体積)
1,000ml 1,400ml
最大処理量 500ml 700ml
知的財産
特許 第4974283 クリノスタット
第5666220号三次元ボールミル
その他、特許出願中
開発元 株式会社ナガオシステム